英国の2020年1月サービス業活動は2018年以来最速のペースで成長

英ガーディアン紙とテレグラフ紙によると、英IHS Markit/CISの2020年1月のサービス業購買担当者指数（Purchasing Managers'Index、PMI）は2019年12月の50から53.9に上昇し、エコノミストの予想を52.9上回り、2018年以来最も速いペースで成長したほか、同産業の楽観ムードは2015年以来の最高水準に迫った。

ボリス・ジョンソン氏が2019年12月の総選挙で勝利して以来、英国の政治的不確実性は徐々に弱まり、全国の消費と投資を後押ししてきた。諮問機関のCapital EconomicsエコノミストのRuth Gregory氏によると、各PMIデータは英国経済の回復を示している。IHS Markitエコノミストのクリス・ウィリアムソン氏は、米中貿易戦の緊張はやや緩和されたものの、新型コロナウイルスは世界的なビジネスおよび貿易の潜在的な脅威となっていると述べた。